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「心のたより」第263号

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9月2日の日曜日に、川西市山下の実家で、父親の17回忌の法要が兄弟5人とその家族が集まっていとなまれた。

次男の私は準備も責任もない、お供え持参の気楽な参加でした。

18年前の正月に、亡くなった父が、家族みんなを集めて「2月から入院して大腸がんの手術をするが、心配はせんでええ」と言ってから1年8ヵ月後の9月6日に「みんなありがとう」と書いただろうと思われる紙きれを残して逝った。83歳だった。

法要の飲食が終わろうとする時、長男が「9月6日に大腸がんと前立腺がんの検査を受ける」と言い出した。「なぜ9月6日に!」と嫌なものが頭の中をかけ抜けた。

9月3日の6時30分、いつもの通り新聞を見ながら朝食をしていたら、毎日万能川柳のひとつに
「おじいちゃん 音で元気を 伝えてる」とあった、前立腺がんでないことを祈る。

もうひとつに「がん告知 小さな悩み みんな消え」とある、そうありたいものだと仏前で手を掌せ、般若心経を3度くりかえした。

65歳を強く感じた今年の残暑です。

残暑厳しい日が続きますが、里山に舞う赤とんぼに初秋を感じる今日この頃でもあります。

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